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現地からの生情報~Vol.14 「ブラジル日本交流協会によるグアララッペス訪問の様子」

更新日:2024年1月10日更新 印刷ページ表示

ブラジル日本交流協会の2012年度研修生14名の皆さんが、9月にグアララッペス市を訪問した際、名取市長およびグアララッペス市長の親書の取り交わされましたので、その様子をお伝えします。

概要

この訪問は、「ブラジル日本交流協会」が主催・実施する研修留学制度で、2012年4月よりブラジルに1年間の滞在予定で派遣された研修留学生14名(大学生7名・既卒7名) が、名取市の姉妹都市であるグアララッペス市を表敬訪問したものです。

ブラジル派遣前に訪問した箱塚桜団地における活動および名取市の震災被災や復興の現状を、ポルトガル語でグアララッペス市民に紹介し、両市の交流強化の橋渡し役となる交流を行うことを目的に実施されました。

今回は、訪問に同行されたブラジル日本交流協会サンパウロ事務局の方のレポートの内容をご紹介します。

なお、文中のプラサ名取については、Vol.13でも紹介しています。

Guararapes市役所訪問

Guararapes市役所を訪問。Edenilson de Almeida市長をはじめ、市議会議員の方々、日本人会の方々に歓迎いただきました。

訪問受け入れのお礼とご挨拶をさせていただきました。

昨年度、弊会OBOGにより運営されている日本ブラジルかけ橋の会を通じて受け取っておりました、佐々木一十郎名取市長からの親書をEdenilson市長にお渡しし、

また、Edenilson市長から佐々木市長への親書を受け取りました。

また、市の方で、今回の訪問を公式訪問と認定くださり、その証書を訪問者全員分いただきました。

また、箱塚桜団地訪問時にいただいた、お土産の鞠をお渡ししました。

Guararapes市役所訪問の画像
(写真中央のジャケットの男性が、グアララッペスのEdenilson市長です)

Praça Natori(名取広場)での記念植樹

市役所訪問後、Praça Natori(名取広場)に向かいました。

この広場は、文字通り名取市との姉妹都市を記念して造られた、市のスポーツ施設が併設されている広場で、2009年の移民100周年の際、記念のモニュメントも建造されています。

9月21日はブラジルの「木の日」であったこともあり、市が15名分の木の苗を用意してくださり、1人1本植樹を行いました。

Praça Natori(名取広場)での記念植樹の画像
誰がどこに植樹したかを記録してくださっており、後ほど、それぞれの木に植樹者の名前が記載されたプレートが置かれるそうです。

名取市の震災被災と復興の現状、現地での活動を伝えるプレゼンテーション

現地日本人会Associação Cultural Esportiva Nipo-Brasileira de Guararapes所有の会館にて、名取市での渡伯前の活動報告と復興の現状を伝えるプレゼンテーションを行いました。

2ヶ月ぶりの大雨の中でしたが、日本人会の方中心に30名程の方にご参加いただき、終了後、名取市民の皆様へのメッセージを書いていただきました。
(現在、手元に20名分のメッセージを保管、翻訳作業中です)

名取市の震災被災と復興の現状、現地での活動を伝えるプレゼンテーションの画像
昼食は、日本人会婦人部の方が時間をかけて作ってくださったブラジルの代表料理、Feijoadaをいただきました。

Guararapes市内見学

市の計らいで、現地の飲料メーカー“VENCETEX<外部リンク>”と、サトウキビの加工(砂糖・エタノール製造)工場の”Unialco<外部リンク>”を見学させていただきました。

São Paulo州北西地域は、ブラジル全土でも有数のサトウキビおよびエタノール、砂糖の生産地として有名で、世界各国に砂糖およびエタノールを輸出しています。

Guararapes市内見学の画像
そのほか、日系の農家に訪問したり、最近市役所が工業団地に誘致した会社などを移動バス車内からご案内いただきました。
夜は、日本人会の有志の皆様と、市内のレストランにて食事をご一緒させていただきました。
また、翌日のSão Paulo出発時には日本人会の方がわざわざホテルまで見送りに足を運んでくださいました。
市役所、日本人会をはじめ、Guararapesの方々市の方々には、終日にわたりとてもお世話になりました。

あいにくの雨でしたが、とても有意義な交流事業となりました。