本文
平成23年度中学生海外派遣事業が実施されました
平成23年度中学生海外派遣事業は、平成24年3月11日から19日までの日程で行われました。
あこがれのオーストラリアへ
派遣団員22人(男子6人・女子16人)は、昨年12月以降、日本とオーストラリアについての基礎的な知識や、英会話などを習得するため、8回にわたる事前研修を受けて派遣の準備を進めてきました。
東日本大震災からちょうど一年目の3月11日(日曜日)に、団員たちは市の代表として、あこがれのオーストラリアに向けて旅立ちました。
出発式の様子
メルボルンに到着
スクールライフ
派遣団員は4泊5日のホームステイをしながら、ホストスチューデントと共にマウントウエイバリー・セカンダリーカレッジ(MWSC)のジュニアスクールへ通学しました。
いよいよホストスチューデントとご対面!
これからよろしくお願いします。
オーストラリアの生徒たちと同じ授業に参加し、日本の学校生活との違いを体感することができました。
オーストラリアの授業を体験
授業体験のほか、同じ時期にMWSC校を訪れていたドイツの姉妹校の生徒たちと一緒にヒールズビル・サンクチュアリ(自然動物園)へ遠足に行き、コアラやカンガルーなどオーストラリア独特の動物に触れたり、学校の植樹式に参加したりしてきました。
ヒールズビルサンクチュアリーにて
コアラは眠っていました
ミッション(使命)
派遣される前に、団員たちは「オーストラリアで自分は何を達成したいのか」という「ミッション(使命)」を一人ひとり考えました。
「日本の文化を伝え、オーストラリアの文化を学ぶ」「積極的に英語で話す」「たくさん友達をつくる」などのさまざまなミッションを、それぞれが達成できるよう、自分が今できることを考え、行動しました。
特に今年度は「震災や復興の様子を伝えたい」という団員もおり、大震災のメッセンジャーとしての役割を立派に果たしてきました。
見聞を広める
オーストラリアでは、MWSC校のあるメルボルン近郊のほか、シドニーも訪問し、オペラハウスやシドニー水族館を視察しました。
奥に見えるのがオペラハウスです
3月19日(月曜日)、派遣団員は貴重な体験や思い出を胸に、全員無事に名取市へ帰って来ました。